下半身美人ベルト(通称:美人ベルト)ができるまでの物語(ストーリー)の詳しいバージョンです。
目次
8年がけの開発秘話
下半身美人ベルト(通称:美人ベルト)は、大切なお客様からの「お願い」から生まれました。
きっかけ
妊娠中・産後の骨盤矯正を延べ3万人以上していく中で、
ある既存の骨盤ベルトを使用している方から、
ある西麻布のお客様
「お尻が四角く垂れぎみなのよね。」
「でも、この骨盤ベルトって、すぐ外したくなるのよね。」
「つけ心地のいい骨盤ベルトって、作れないものですかね~?」
「先生だったら絶対いいものができると思いますっ!」
このお願いが、こんな大きなことになろうとは、私も想像していませんでした。
人体実験の日々。
それからというもの、
1.「つけ心地」が良くて、
2.骨盤の下側(底)をしっかりサポートできて、
3.「お尻が上がる」ような骨盤ベルトはどこかに無いものか?と探し始めました。
実際に、海外も含め、おそらく50種類以上はネットで調べました。
で、実際に一つ一つ口コミや説明を読んだ上で、30種類ほどの骨盤ベルトを購入しました。
すでに世の中に良い骨盤ベルトがあれば、わたしは作る必要はないし、いいものがあればそれをお客様に「いいのがありましたよ~!^^」とお勧めしようと思っていましたので、実際に買える骨盤ベルトは当時ほぼすべて買って試してみようと思ったのですね。
30種類ほどの既存骨盤ベルトを購入し、アンケート
すべて自分で試してみて・・・
これは、全然ダメだな~(涙)というものが22種類ほどでした。
そして残りの8種類を、手持ちして、出張訪問で、お客様毎に8種類の骨盤ベルトを持参して、整体施術をいつもより長くサービスさせていただきながら 笑、アンケート調査をしたのですね。
(※買っては自分でまず試し、良さそうなものを持参して、既存のお客様ほぼすべてにお聞きするのは本当に長い時間がかかりました。)
アンケートを行った大事な要素は、主に3つです。
当時のお客様に感想をいただき上記項目や「直感的な良さ」を一番満たしているベルトが判明しました。
それは・・・
〇〇ベルト(実名は控えます。ご迷惑をおかけしないために)でした。
ただ、そのアンケートで実力堂々のNO.1(ナンバーワン)に輝いた骨盤ベルトでさえ
「椅子に座ると違和感が出る」、「外したくなる」というご意見をお客様から頂いたのですね。
10倍くらい!?大切なこと
骨盤ベルトで一番大切なことは、
「骨盤の下側のみ」を「ピンポイント」で「心地よく支えた状態を保持し続ける事」です。
この心地よく?(違和感がでない)は、あなた様が想っていらっしゃるおそらく10倍くらい!?大切です。
なぜか?といいますと・・・
あなた様は、今まで身体に良いと思って購入したもので継続できなかったものってありませんか?
「人は、苦痛があると、続けられない」のです。
例えば、健康に良いと言われるような青汁を毎日たった一杯飲むのさえ、毎日だとしたら忘れたりすることはありませんか? ^^
ましてや、骨盤ベルトを着けて、かゆくなったり、蒸れたり、椅子に座ったらきつく感じて、そのたびに緩めなければいけないようなら、よっぽどの根性がない限り、たとえ1週間であってもつけ続けられません。
ですので、骨盤ベルトは、「着け心地の良さ」と「効能」両方を徹底的にこだわったものでないと結局「タンスの中」など!?にしまわれてしまうことになってしまうのです。
3万人整体の最初の気づき
私は、延3万名様以上の整体施術経験の中で、”あること”を発見していました。
それは、
「骨盤(骨)は、”大きさ”や”形状”に”かなり大きな個人差がある”」
ということ。
さらには、体型(今の体重やお肉の付き方)がお一人お一人違います。
ですので、ゴム素材であれば”骨盤の形の差”や”体格差”に合わせて伸び縮みするため使いやすいのです。
が、しかしゴム素材ではダメであることに気づきます。
なぜならば、ゴム素材を長い間使用していると血流が阻害されてしまうのです。
小さい頃、指に輪ゴムを巻いて、指が紫色になって冷たくなった経験はありますでしょうか?それと同じです。
かといって、しっかり骨盤を支えられる固い素材が必要。
でも、固すぎると座ったり動いたりするときに着け心地が悪くなってしまう。
この「矛盾」を解決するには、本来はお一人様お一人様オーダーメイドで、骨盤の”形”や”傾き”などを計測した上で、身体に合わせたものを作るしかない、と思ったこともありました。
でも、その方法では、お客様に 、”とんでもない費用”と”ものすごい時間”がかかってしまいます。
私は、製作を楽しみに待ってくださっているお客様の為に、できる限り値段を抑え、でも素材には、「こだわり世界一」と言えるような骨盤ベルトを作ることを、どうしてもあきらめるわけにはいきませんでした。
そんな強い想いが、25本もの試作品を製作することにつながりました。
↑ 改良が繰り返された実際の下半身美人ベルト証拠写真(上から順、最初の10改良品)
↑実際の担当者です。
そして、一つの骨盤ベルトの中に、「ある形」で「いくつかの素材」を組み合わせることで、
ついに「矛盾」を解決することに成功しました。
人体の大きな発見
それは、独自開発の産後骨盤矯正技術と鍼を延べ3万人に対して行うことで発見できました。
中でも、大切なポイントは、「股関節(こかんせつ)の部分」には「固い素材」を当ててはいけないです。
股関節に固い素材を当ててしまうと股関節が擦れてしまうということと、非常に嫌な違和感がでてしまいます。
ついに、たった一つの骨盤ベルトで
「骨盤の下側のみ」を
「ピンポイント」で
「心地よく支えた状態を保持し続ける」
が可能となったのです。
これで助かる方が増える!と思いました。
が、そこでふと気づきます。
体型(お肉の付き方)も個人差があり、同じ人ですら、時期によって体型が変わることもある。
「体型が変わる度に別とを買い替えるのはもったいないな」
「なんとか、フリーサイズで、できないか?」と。
そして、最適なマジックテープで、裏表で異なる素材を合わせ、自由にマジックテープを調整することでフリーサイズも実現できました。
これで、細めの体型・太めの体型であっても、ほとんどの部分にマジックテープがくっつき自由にサイズ調整できます。
「ついにやった!!!」と思いました。
しかし、問題がでてきます・・・。
長く使ってると、臭くなったり・かぶれてくる人がいらっしゃるのです。
鍼の経験上、体型だけではなく「皮膚」も人によって「個人差がすごくある」ことを知っていましたので、肌に近いものは蒸れづらいものを使用していましたが、それでも敏感な皮膚をお持ちの方はかぶれたり、かゆくなってしまったりすることがありました。
そこで、考えました。
痒くなったり臭いがでてしまうのは、「菌が増殖してしまうから」。
では、菌が嫌がるようなものはないのか?
特許素材との出会い
すると、特別な「特許素材」を担当者から提案してもらいました。
その素材は、なんと宇宙飛行士が宇宙に行くときに履いているNASA採用の靴下の素材。
「菌が減る」素材=銅線糸(どうせんし)でした。
もう一度書きます。
菌が減ります。
白癬菌(水虫の菌)やO-157などの強い菌でもその素材の上に置いておくと、菌が減ります。
白癬菌(水虫の菌)やO-157でも18時間後には91%が死滅します。
これで蒸れ・臭い・かゆみについても解決できました。
(※それでも念のため直接肌に着けないようにしてくださいね)
しかし、ベルトを着けた瞬間にすぐ、様々な体型にフィットして、しっかり「骨盤の下側」を支えるというわけにはいきません。
それならば、「ある程度の期間」使用し続けていくうちに、巻いた骨盤に合わせて「少しずつ徐々にフィットして」オーダーメイドして作ったかのように、肌と骨盤の形に「なじんでいく」素材と形にしよう、と、
さらに、素材と形の組み合わせを、試しては・・・作り直し・・・
絶妙な素材の「形」と素材の「組み合わせ」のバランスを発見しました。
そしてついに、
を満たした上に、
もっとも大切な
それに加えて
ということと
さらに
という要素も加えたのが
毎日朝30分ジョギングしているときに着けて1年以上使い続けても、骨盤ベルトが伸びきって使えなくならないという購入者の方がいらして、そのまま2年ほど継続していたら、さすがに「マジックテープ」の部分が壊れてしまった、という事例がありましたが、この部分は補強し、現在では解決されています。
現在では、一度も買い換えずに3年以上もほぼ毎日心地よくご使用頂いている方もいらっしゃいます。
(※2本以上、替えで所持されている方もいらっしゃいます)