下半身美人ベルトの効果を「日本女性骨盤底医学会」で発表
日本女性骨盤底医学会にて、発表いたしました。
子宮脱・膀胱脱・子宮下垂・膀胱下垂でお悩みの方対象に、下半身美人ベルトを着けた21人中、
1)「何らかの効果を実感した」17人
2)「変化なし」4人
3)「悪化した」0人
1)は骨盤ベルトを用いて左右の恥骨(上記「恥骨結合」の部分)が広がらないように支えることで骨盤底筋群の機能が向上したのではないかと考えられます。
2)は装着位置に間違いがあったのではないかと考えられます。
1)と答えた中の骨盤子宮脱(stageⅣ)1例は完全に子宮が正常な場所に戻りました。
また子宮下垂1例については違和感が消失しました。
なんと骨盤臓器脱(子宮脱)でお悩みの方の中で、下半身美人ベルトご使用の81%の方が、”何らかの効果を実感した”という評価をいただき、学会で発表しました。
「変化なし」19%の方は、装着していなかった、付け方が間違っていた方も含まれています。
現在では、ご希望者様には、必ず装着後に写真をお送りいただいて、正しい付け方になっているかお一人様お一人様チェックしてアドバイスさせていただいております。
会場に、実際に掲示された内容です↓
学会抄録集に掲示された内容です↓
↓上記内容を拡大したものです。
P-20 骨盤臓器脱の症状改善にむけた骨盤ベルトの開発と評価
日本骨盤臓器脱研究所
骨格美人研究所
岡林秀和(1)、野木佐智子(2)
■はじめに
近年、骨盤臓器脱が増加傾向にある。当研究所が開発した骨盤ベルトで骨盤臓器脱の症状が改善に向かった
という報告があったため、その有用性について検討した。
■骨盤ベルトの機能
本研究で用いた骨盤ベルトは、産前・産後の不定愁訴対策の為に開発されたものである。
骨盤下部のみを適切な強度で支えるように設計した。また、長時間連続で装着ができるよう、装着時の痛みや違和感などが発生しにくいよう、伸縮性やベルトの形など着け心地についても工夫した。
■方法
評価方法は、骨盤底体感問診票による使用者からの自覚症状に基づいたアンケート、および、全体写真による体型の変化、および、被験者からの体感の報告に基づいた。
■結果および考察
アンケート送付数65人、回答数21人。項目は「1,なんらかの形で効果を実感した 」
「2,変化無し」「3,悪化した」の3項目で分類した。「1」は17人(回答数の内81%)。
「2」は4人(回答数の内19%)「3」は0人(回答数の内0%)であった。
「1」は骨盤ベルトを用いて左右の恥骨が広がらないように支えることで骨盤底筋群への機能が向上したのではないかと考えられる。「2」は装着位置に間違いがあったのではないかと考えられる。 「1」と答えた中の骨盤子宮脱(StageⅣ)1例は子宮が正常な場所に戻った。
また骨盤子宮脱(StageII)1例は子宮が正常な場所に戻った。また子宮下垂1例については違和感が消失した。
3例とも骨盤臓器脱・子宮下垂の症状改善が認められた。自覚症状からくる不快感と不安感が消失し、日常生活の質が向上した。上記3例は手技療法も併用した。以上の結果、骨盤ベルトを保存療法の1つとして提案するとともに、今後も効果を検討していきたい。
下半身美人ベルト8年越しの開発者:右から2番目(岡林)です。
上記、ごく一部のデータですが、一つの参考にしていただけるかと思います。