
「ペッサリーを使っているけれど、骨盤ベルトも気になる」「ペッサリーが合わなかった」——ご相談でよくいただくお話です。
結論から言うと、この2つは支える場所が違います。ペッサリーは膣の中から臓器を支える器具、下半身美人ベルトは骨盤を外側から支える衣類です。そのため、同時にお使いいただくこともできます。
※本ページは一般的な情報提供です。ペッサリーは医療機関で扱われる器具です。使用・中止・交換の判断は必ず主治医にご相談ください。
2つの違い(ざっくり比較)
| 項目 | ペッサリー | 下半身美人ベルト(当研究所) |
|---|---|---|
| 支える場所 | 膣の中にリング状の器具を入れて支える | 骨盤の外側(下側)から支える |
| 扱い | 医療機関で扱われます(医師の管理のもと) | 医療機器ではありません。ご自身で着脱できます |
| 管理の手間 | 数か月ごとの交換や受診が必要。自己着脱の指導を行う医療機関もあります | ご自身で巻くだけ。ほぼ洗わずに使える素材構成 |
| 起こりうること | 合わない場合、膣の炎症・出血・おりものの増加や、かえって尿もれが出ることがあると言われています | 位置が合わないと支えたいところを支えられません(巻き方のご相談に対応しています) |
| 費用 | 医療機関にご確認ください | 1本 25,300円(税込・送料込)/3ヶ月間の完全返金保証 |
| 併用 | 同時にお使いいただけます(実際に併用されている方がいらっしゃいます) | |
ペッサリーと併用されている方がいらっしゃいます

ペッサリーは膣の中、骨盤ベルトは体の外側。支える場所が重ならないため、同時にお使いいただけます。当研究所にも、併用をご希望されて両方お使いの方がいらっしゃいます。
ただし、ペッサリーの使用・中止・交換はすべて医師のご判断です。ベルトを使い始めたからといって、ご自身の判断でペッサリーを外すことはなさらないでください。装着前に少しでもご不安があれば、まず主治医にご相談ください。
ペッサリーが合わなかった方へ
ペッサリーは、合う方には有効な方法です。一方で、次のようなご相談もいただきます。
- 交換の時期が近づくと違和感や痛みが出てくる
- おりものが増えた、出血が気になる
- 定期的な受診の負担が大きい
- 入れていることへの抵抗感がある
こうした場合、体の外側から支えるという別のやり方もあります。膣の中に何も入れないため、当たり方がまったく違います。
ペッサリーが合わなかったあと、骨盤ベルトを試された方のお声です。
ベルトをつけるようになってから、下がってくる感覚が少し少なくなってきてると思います。あと座った時にグニュっとする感覚も少し減ってるように感じます。
(後日のお便りより)私もペッサリーの経験がありますが、残念ながら合いませんでした。女性でも中々話しにくい所でもありますので、私も随分悩んでいました。
シナモン様(61歳)体験談の全文はこちら ※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
実際にお使いの方のお話は、お客様の声でご覧いただけます。
(※体験談は個人の感想であり、効果を保証するものではありません)
ペッサリーから骨盤ベルトへの切り替えを考えるときの順番

ペッサリーをやめて骨盤ベルトだけにしたい、と考える方もいらっしゃいます。そのときは、次の順番で進めてください。
- ①まず主治医に相談する……ペッサリーを外すかどうか、外すならいつ外すかは、医師のご判断です
- ②ベルトが届く時期と、受診の日を合わせる……外したあとに支えがない期間ができないよう、段取りしておくと安心です
- ③骨盤の下側に、正しく巻く……外側から支える方法は、巻く位置で支え方が大きく変わります(次の見出しで説明します)
実際に、この順番で切り替えた方のお声です。
ペッサリーが膣壁にあたり痛くて歩くのも座わるのも痛い、つらい日々でした。このベルトにたよろうと思ったのが、まず、この痛さから逃れたくて、お頼みしました。届く予定を目途に病院でペッサリーをはずしてもらい、待望のベルト装着となった訳です。骨盤が広がった状態で骨盤底筋トレーニングをしてもダメだという事が分かりました。装着より丸一日が過ぎようとしています。足取り軽く、足さばきがすごくいいです。
Y.S様(70歳)体験談の全文はこちら ※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
ご自身の判断でペッサリーを外すことは、なさらないでください。併用しながら様子を見るという方法もあります。
骨盤ベルトは「巻く位置」で支え方が変わります

ペッサリーは医療機関で位置を合わせてもらえますが、骨盤ベルトはご自身で巻くものです。そのため、最初に巻く位置を覚えることがいちばん大切になります。
「骨盤の下側」の見つけ方
まっすぐ立ち、その場で片足ずつ足踏みをします。太ももの付け根の外側で動く骨の出っ張りが、目安になる「骨盤の下側」です。ここに、心地よい強さで巻きます。
よくあるずれ方
- 腰骨(骨盤の上側)に巻く……上側を締めると、かえって下側が広がりやすくなります
- ウエストに巻く……支えたい場所から外れてしまいます
- 締めすぎる……痛みや締めつけを感じたら、強すぎのサインです
慣れるまでは分からないことが多くて当然です。
ベルトとの着用に慣れるまでわからない事だらけでしたが、LINEでのご指導を丁寧にしてくださったので助かりました。
シナモン様(61歳)体験談の全文はこちら ※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
巻く位置が分からないときは、お電話やメールでのご相談(電話受付:平日14〜18時)で、その方に合わせた位置をご案内しています。ご希望の方には、装着したお写真を見てアドバイスもしています。
迷ったときは、進行の程度(ステージ)で考える

骨盤臓器脱は、下がってきている程度によって段階が分けられます。一般に、軽度〜中等度では骨盤底筋体操や生活の見直しから始めることが多く、進んでいる場合はペッサリーのように直接支える方法や手術が選択肢になります。
ご自身がどの段階なのかは自己判断が難しいため、まず受診して確認することが出発点になります。
子宮脱は手術しないで治せる?保存療法でできること/フェミクッションとの違いもあわせてご覧ください。
下半身美人ベルトが大切にしていること

下半身美人ベルトは、骨盤臓器脱・子宮脱・膀胱瘤でお悩みの方のご相談から生まれた骨盤ベルトです。市販の骨盤ベルト約30種類を比較検証し、試作25タイプ・8年をかけて完成しました。日本国内で1本ずつ手作りしています。
- 骨盤の下側(底)にピンポイントで巻けること。位置がずれると支えたいところを支えられません
- 一日中着けたままでいられる着け心地。着けたくないものは、結局タンスにしまわれてしまうからです
- 巻き方のご相談に対応。ご希望の方には装着後のお写真を見てアドバイスしています
トコちゃんベルトとの違いもご用意しています。
よくあるご質問
Q. ペッサリーを入れたまま骨盤ベルトを使えますか?
A. はい、装着可能です。実際に併用をご希望されて、同時にお使いいただいている方もいらっしゃいます。ただしペッサリーは医療機関で管理される器具ですので、装着前に少しでもご不安があれば、まず主治医にご相談ください。
Q. ペッサリーが合いませんでした。骨盤ベルトなら合いますか?
A. 合う・合わないは体の状態や生活のしかたによって変わるため、お約束はできません。ペッサリーは膣の中に入れる器具、下半身美人ベルトは外側から支える衣類で、体への当たり方がまったく異なります。3ヶ月間の完全返金保証がついていますので、お試しいただいたうえでご判断いただけます。
Q. 骨盤ベルトだけでペッサリーをやめられますか?
A. やめられるかどうかは医師のご判断になります。ペッサリーの使用をご自身の判断で中止することはおすすめできません。必ず主治医にご相談ください。
Q. どちらが効果がありますか?
A. 効果を比べてお伝えすることはできません。ペッサリーは医療機関で扱われる器具、下半身美人ベルトは医療機器ではなく骨盤まわりを外側から支える衣類です。症状については医療機関にご相談ください。
Q. ペッサリーから骨盤ベルトに切り替えたいとき、何から始めればいいですか?
A. まず主治医にご相談ください。ペッサリーを外すかどうか、外す時期はいつかは医師のご判断です。外す場合は、ベルトが届く時期と受診の日を合わせておくと、支えのない期間ができにくく安心です。
Q. 骨盤ベルトの巻く位置がよく分かりません。相談できますか?
A. はい、ご相談いただけます。お電話(平日14〜18時)またはメールで、その方に合わせた位置をご案内しています。ご希望の方には、装着したお写真を見てアドバイスもしています。
執筆:バランス工房代表・日本骨盤臓器脱研究所代表 岡林秀和(鍼灸師[国家資格]・整体師)。 ※ペッサリーは医療機関で扱われる器具です。使用・中止・交換の判断は必ず主治医にご相談ください。本ページは特定の治療法を否定するものではありません。 ※下半身美人ベルトは医療機器ではありません。着用時に骨盤まわりを外側から支える衣類・サポーターです。感じ方には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
